たいていのアプリケーションなどのウィンドウでは、メニュー項目の後ろにカッコ付きでアルファベットが表示されています。Altキーを押すと、このアルファベットが有効になります。
メニューやツールバーのアイコンを使わずに、いきなりキー操作でコマンドを実行できるのがショートカットキーです。メニューからコマンドを表示させると、その後ろに
Ctrl+O などと書かれているものがそうです。ショートカット(近道)という言葉の通り、劇的にパソコン操作を素早く行うことができます。ショートカットキーの表示を見たら、試しに使ってみましょう。
EnterキーとEscキーのことです。「特別」というのは特別の意味はないのですが、パソコン操作上極めて重要、と言う意味です。
Enterキーは、「決める」キーです。通常、マウスで「OK」をクリックするのと同じ意味になります。また、はい・いいえ・キャンセルなどでは、デフォルト、と言って、パソコンが標準の「答え」を用意している(ボタンの周囲が太い)場合に、「それでいいよ」という返事になります。「開く」「挿入」などの操作では、ダブルクリックする変わりにクリックしてEnterキー、という操作でも開くことができます。クリックして「これ」と言ってから、反転を確認して「いいよ」と言うことです。マウス操作が苦手な人にはお勧めです。
次にEscキーですが、これは「逃げる」キーです。「逃げる」とは、パソコンが「これ?」と言って来た時、「なし」「違うよ」という返事をするためのキーです。通常マウスで「キャンセル」をクリックしたり「閉じる」ボタン(×)をクリックするのと同じになります。(アプリケーションの終了を除く) 意図しないダイアログボックスや右クリックメニューが表示された時に簡単にそれらを閉じることができます。また、困った時に押せばやり直しができます。(文字の変換など) とりあえず困った時に使えるキーです。
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