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5.キーボードを使った会話

パソコンに話しかける道具のもう一つはキーボードです。と言うより、もともとはキーボードしかなかったわけで、今でももっとも大切なものです。
実際、マウスでしかできない操作はほんの少ししかありません。ほとんどの操作はキーボードで行うことができるのです。

キーボードを使ったパソコン操作については、ここでは詳しく述べません。『快適パソコン術』(パソコンをスイスイ使いましょう)に詳細に説明していますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。

パソコンはマウスを使えば操作できます。文字入力もマウスで行うことができます。ただし、マウスというのは、パソコン操作上非常にわかりやすい装置ですが、快適に使うにはかなりの技術を要するということはあまり理解されていません。

※ 小学校低学年は、手が小さく、通常の大きさのマウスを使いこなすのは非常に困難です。わかりやすい反面、思った通りにパソコンを操作する上ではうまくできないので、ストレスがたまりがちです。また、クリックやダブルクリックなどを目的の場所で行うことは難しく、パソコンが意図しない動作をしてしまうことも珍しくありません。そのたびに先生の助けを求めることになります。これを考えると、よく行う操作(閉じる、いいえ、開く、など)はキーボードを使うとよいと思っています。
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たいていのアプリケーションなどのウィンドウでは、メニュー項目の後ろにカッコ付きでアルファベットが表示されています。Altキーを押すと、このアルファベットが有効になります。

 
メニューやツールバーのアイコンを使わずに、いきなりキー操作でコマンドを実行できるのがショートカットキーです。メニューからコマンドを表示させると、その後ろに Ctrl+O などと書かれているものがそうです。ショートカット(近道)という言葉の通り、劇的にパソコン操作を素早く行うことができます。ショートカットキーの表示を見たら、試しに使ってみましょう。

 
EnterキーEscキーのことです。「特別」というのは特別の意味はないのですが、パソコン操作上極めて重要、と言う意味です。

Enterキーは、「決める」キーです。通常、マウスで「OK」をクリックするのと同じ意味になります。また、はい・いいえ・キャンセルなどでは、デフォルト、と言って、パソコンが標準の「答え」を用意している(ボタンの周囲が太い)場合に、「それでいいよ」という返事になります。「開く」「挿入」などの操作では、ダブルクリックする変わりにクリックしてEnterキー、という操作でも開くことができます。クリックして「これ」と言ってから、反転を確認して「いいよ」と言うことです。マウス操作が苦手な人にはお勧めです。

次にEscキーですが、これは「逃げる」キーです。「逃げる」とは、パソコンが「これ?」と言って来た時、「なし」「違うよ」という返事をするためのキーです。通常マウスで「キャンセル」をクリックしたり「閉じる」ボタン(×)をクリックするのと同じになります。(アプリケーションの終了を除く) 意図しないダイアログボックスや右クリックメニューが表示された時に簡単にそれらを閉じることができます。また、困った時に押せばやり直しができます。(文字の変換など) とりあえず困った時に使えるキーです。
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