3.上手な会話の進め方
共同作業をする時には、お互いの意志疎通がスムースにいくことが必須です。パソコンも同じ。道具として使う、と考えずに、共同作業をする、と考えてみましょう。
意志の疎通に役に立つのは、上手な会話です。
パソコンと会話する、というのはどういうことでしょうか。それは、お互いの伝えたいことが的確に相手に伝わることです。パソコンからのメッセージを正確に読みとることと、適切に指示を伝えることです。
パソコンからの主なメッセージは画面表示と音、指示を与えるのは主としてマウスとキーボードです。(周辺機器、といって、パソコンと何か−情報−をやりとりする道具はたくさんありますが、ここではマウスとキーボードに限って話をします。)これらを用いたスムースな情報交換が、パソコンとの上手な会話になります。それぞれの道具については、一つ一つポイントになることがあります。以下に順次説明をしていきますが、このポイントを押さえることが、早くパソコンと仲良くなれる秘訣です。
もう一つパソコンからのメッセージと言えるのが、各種ランプの表示です。電源ランプも色が2種類ある場合があり、それぞれのランプで消灯、点滅、点灯があればそれぞれ意味が異なっています。点滅の仕方も速い遅いの違いを持っているものもあります。ノートパソコンでは、ランプのかわりに液晶の窓で各種アイコンが表示されています。これらの意味を正確に把握することも、パソコンと仲良くなるためには必要なことになりますので、折を見てマニュアルを読むなどして、覚えておいてください。(マニュアルは、オンラインマニュアル、といって、パソコンのデスクトップから表示できる場合が増えてきました。)どんなランプがあって、それぞれの点灯の仕方にどんな意味があるのかは、パソコンの機種一つ一つで異なっているので、ここでまとめて説明することは難しいです。
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