キーボードから文字を打つと、画面にはひらがなが表示されます。カタカナ言葉や、英単語などを入力したいときに、マウスで入力文字を変えてから文字を打つケースがよくありますが、以下に示すようなショートカットキーでひらがなを目的の文字種に変換する方が、慣れてくると遙かに快適に文章作成ができます
また、変換キー(一般的にはスペースキー)を押すタイミングは、単語単位ではなく、文節単位(テニヲハ付き)や、文単位(句読点付き)にします。
・Ctrl+M : “Enter”(確定) 未確定文字のあるときに使うと、Enterキーを押したのと同じ動きになります。
→未確定文字がないときは、一太郎では同様にEnterキー、Wordではインデント+になります。
・Ctrl+H : “Backspace”(戻って消す、変換を元に戻す) 未確定文字に対してBackspaceキーの機能。(下記 ATOKとIMEの項参照)
→未確定文字がなければ、一太郎では同様にBackspace、Wordでは「検索と置換」のウィンドウが開きます。
・Ctrl+U,I,O,P : “F6,F7,F8,F9”(ひらがな、カタカナ、半角、全角英数)に対応しています。入力した文字列を、それぞれの文字に変換しますが、カタカナ変換は、2度押すと最後の文字はひらがなに、3度押すと最後から二つの文字はひらがなに、と順次後ろからひらがなが増えます。また、全角英数では、押すたびに大文字小文字が切り替わります。半角英数にするには、全角英数を押してから半角を押します。半角だけ押すと、半角カタカナになります。
・Ctrl+N : “部分確定” 文章を一度に変換したとき、はじめの文節(変換対象になっている)から順に確定するときに使います。
・Ctrl+K,L : “文節区切りの変更、カーソル移動” 変換キー(スペース)を押した後では、変換対象になっている文節の長さを短くしたり(K)、長くしたり(L)します。
また、変換前の状態のときは、文字入力カーソルを移動することができます。(入力文字の間違いを直すことができる。)
・Ctrl+Backspace : 確定直後に押せば、確定前の状態になります。(再変換ができる。)
・(マウスで)変換候補のウィンドウの終わりに並べ替えアイコンがあります。これをクリックすると、変換候補が、学習順、先頭文字(最後の文字:ATOKのみ)で並べ替えて表示されます。
・数字キー : 変換候補からの選択 変換候補のウィンドウが表示されているとき、目的の変換候補に付いた番号のキーを押します。(確定)
・Alt+「ひらがな」 : ローマ字入力と仮名文字入力の切り替え
<ATOKの場合>
・Ctrl+H : “Backspace”ですが、変換中に押すと、すべての未確定文字が変換前の状態に戻ります。
・Esc : 確定前の文字がすべてなくなります。
・Ctrl+J : 入力された文字を変換しようとすると日本語としておかしくなるとき、そのおかしいと思われた場所(入力ミス)にカーソルを移動します。変換前でも変換中でも使えます。
・Ctrl+@ : “F10”(半角英数) 続けて押すと大文字小文字が変わります。
・“変換”キー : 変換候補のウィンドウがあるとき次の変換候補のグループを表示。Shift+“変換”で、後戻り。
・PageDown : 変換した文字列の最初の文字だけ採用します。
・PageUp : 変換した文字列の最後の文字だけ採用します。
・Ctrl+F7 : 単語登録 選択文字があればその文字列、なければカーソル位置を含むかカーソル位置以降の同一文字種の文字列が登録文字列の候補に入ります。(ただし、候補文字が入るのは、一太郎のときだけ。それ以外での文字入力では、ウィンドウ表示のみ)
<IMEの場合>
・Ctrl+H : “Backspace” 変換中のとき1回押すと変換対象の文節が返還前の状態になり、その後は「戻って消す」となります。
・Esc : 取り消し。変換した文字がなければ入力文字がすべて消えます。変換中なら、まず、変換対象の文節が返還前に戻り、次に押せばすべての文節が返還前の状態に戻ります。
・Caps Lock : 全角アルファベット入力への切り替え
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