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4.各ウィンドウでの細かい操作
キーボードでパソコンを操作するときに気をつけたいのは、キーボードからの操作は必ずアクティブウィンドウに対して機能する、ということです。従って、常にどれがアクティブであるか意識している必要があります。
ダイアログボックスの中で何かを設定するには、主に5つのタイプがあります。
一つめは、直接文字入力する場合。これは、3.4 Tabキーに書いたように、Tabキーで青くなったら文字を入れます。(マウスでクリックして選択したときは、文字列が青くならないので、元々ある文字は消す必要があります。青くするときは、文字列をドラッグします。)
二つ目はチェックボックス。これは、小さい□の中にレ点を入れたり消したりします。Tabキーでこの項目にハイライトが当たったら(強調表示。項目が点線で囲まれる)、スペースキーでチェックを入れたりはずしたりできます。
三つ目はリストボックス。これは、一見文字入力ボックスですが、箱の右端に小さい下向きの三角があって、箱かこの三角をクリックすると、入力するもののリストが現れます。この場合は、ハイライトを当てたら下向きの矢印キーを押します。すると、リストが表示されるので、上か下の矢印キーで選択したら、Enterキーで決定します。リストを消したいときはEscキーを使います。
四つ目はオプションボタンです。これは、小さい○がいくつかあって、そのどれか一つにだけ“・”がはいるものです。この項目にTabキーでハイライトを当てたら、矢印キーで移動すれば選んだ○に“・”が入ります。
最後はスピンボタン。これは、数字のはいる箱の横に小さい上向きの三角と下向きの三角がペアで付いているものです。箱に直接数字を入れてもいいし、マウスで三角をクリックしたら、数が増えたり減ったりします。これも、上下の矢印キーで数を増減することができます。
一般的にはこのようになりますが、アプリケーションによっては全くこの通りであるとは言い切れないものもあります。それぞれのダイアログボックスを実際に操作してみて、癖を覚えてください。
ダイアログボックスの中には、タブと言って、いくつかの項目をまとめて複数ページの形をとるものもあります。このタブ間の移動には、一般的にはCtrl+Tab または、Ctrl+Pagedown を使います。後戻りしたいときは、Ctrl+Shift+Tab または、Ctrl+Pageupになります。また、タブの名前自身に点線で囲む、などのハイライトを指定できれば、左右の矢印キーでタブ間の移動ができます。
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エクスプローラとは、マイドキュメントやマイコンピュータに代表される、画面で視覚的にフォルダやファイルを操作するためのウィンドウです。タイトルバーには、今表示されている項目の名前がありますが、実体はインターネットブラウザのInternet Explorerです。これは、メニューバーやツールバーを見るとわかります。実際に「アドレス」欄にインターネットのURL( http:// で始まるホームページの場所)を記入してEnterキーを押せば、そのホームページを表示しようとすることでもわかります。
エクスプローラウィンドウを開くと、ウィンドウの中のはじめのアイコンの名前欄が点線で囲まれています。これは制御が今このウィンドウの中にある、という意味です。ここで、上下左右の矢印キーを押すとハイライトが動きます。Enterキーを押せば、ハイライトされたアイコンをダブルクリックしたのと同じに「開く」ことができます。点線で囲まれているだけでは開くことはできないので、はじめの項目を開きたいときはいったん矢印キーで隣のアイコンをハイライトしてから戻ります。(青くする。)
「上へ」(曲がった矢印の付いたフォルダのアイコン)をクリックする代わりに、Backspaceキーをつかうことができます。(ブラウザの場合は、「上へ」がなく、Backspaceキーを押すと「戻る」になります。)
ついでに言えば、このBackspaceが「上へ」になるのは、エクスプローラだけではありません。通常アプリケーションで行う「ファイル」−「開く」、「保存」、「挿入」(「ファイルから」とか「参照」)で表示される画面でも同じことができます。
ツールバーの「フォルダ」をクリックするとウィンドウの左側にフォルダのツール構造が表示されます。ここは、上下の矢印キーでハイライトすれば右側のウィンドウにそのフォルダの内容がでます。ツリー構造の階層を移動(上下に)移動するときは、左右の矢印キーを使います。
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