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5.ショートカットキー
ここでは、代表的なショートカットキーを紹介します。これらは、ほとんどどのWindowsアプリケーションでも同じに使えます。中にはたまに使えないものもありますが、これは例外だと思ってください。パソコンやアプリケーションの設定で使えるようになる場合もあります。もちろん、ショートカットキーはたくさんあります。ここにあげたものは、ほんの一部なので、これ以外にも見つけたら、どんどん使って覚えていきましょう。
もちろんこれらも、キーボード操作なので、アクティブウィンドウに対しての操作になります。また、通常ショートカットキーはメニューに記入されていますが、メニューになくても使える場合がほとんどです。(代表的なものがコピーCtrl+Cと貼り付けCtrl+Vです。)だから、知っていると便利なのです。(章末※参照)アルファベットは、英単語の頭文字です。どんな単語か考えてみましょう。
また、いろいろな操作をするショートカットキーでは、それにShiftキーを組み合わせると元の操作の反対の操作になることが多いので、覚えておくとよいでしょう。
Alt+F4 : 「終了」。アプリケーションを終了するだけでなく、何もアクティブなウィンドウがないとき(起動しているアプリケーションがあっても、最小化されていたり、タイトルバーが青くないときはアクティブではありません。)には、「Windowsの終了」になります。アクティブウィンドウの中の閉じるボタン(×)をクリックしたのと同じになるので、これが一つしかないとき(Word 2000で、複数ファイルを開いているときなど)は、アクティブなファイルだけを閉じます。こういうときに全部のファイルを一度に閉じてアプリケーションを終了するには、メニューの「ファイル」−「終了」を選択します。
Ctrl+F4 : 「閉じる」。アプリケーションのなかでいくつものファイルを開ける場合には、アクティブなファイルを閉じます。一つだけあるファイルを閉じると、空っぽのアプリケーションウィンドウになります。
Ctrl+O : 「開く」。
Ctrl+S : 「(上書き)保存」。一度も保存されていないファイルの時は、「名前を付けて保存」になります。ずっと同じファイルに対して操作しているときでも、パソコンのトラブルなどに対して予防の意味で、頻繁に「上書き保存」することは、パソコンを使い慣れたひとにとっては常識ですが、このときショートカットキーは威力を発揮します。
Ctrl+N : 「新規作成」。
Ctrl+C : 「コピー」。「コピー」とは、選択したものと同じものをクリップボードに格納する、ということです。以前にクリップボードに格納したものはなくなります。
Ctrl+V : 「貼り付け」。クリップボードに格納されているものを、指定した場所に持ってくる、ということです。クリップボードはクリアされません。
Ctrl+X : 「切り取り」。選択したものをクリップボードに移動させる、ということです。従って、選択した場所からはなくなります。コピーと同様、クリップボードの中身を取り替えます。
「コピー」「貼り付け」「切り取り」は、一つのアプリケーションの中だけでなく、アプリケーションを越えて実行することができます。クリップボードはアプリケーションとは独立して用意されているためです。
 なお、Microsoft Office アプリケーションだけは、独自にクリップボードを持っています。(詳細は、Microsoft Office アプリケーションの説明書を参照してください。)
Ctrl+Z : 「取り消し」。直前の操作を取り消すことができます。
Ctrl+A : 「すべて選択」。全部を移動させたい、とか、削除したい、とかいうときに便利です。
Ctrl+P : 「印刷」。Officeアプリケーションのツールバーにある「印刷アイコン」(すぐに印刷が始まる)ではなく、メニューの「印刷」で、「印刷ダイアログボックス」が現れます。
F1 : 「ヘルプ」。ヘルプの現れ方は、個々のアプリケーションで様々ですが、ショートカットキーは同じです。ちなみに、このヘルプは、ダイアログボックス扱いのものと、アプリケーション扱い(ヘルプを出したアプリケーションを閉じても残る)のものとがあります。前者はESCキーで閉じることができます。
Alt+Tab : アプリケーションの切り替え。Altを押したまま、制御を移したいアイコンまで、Tabをたたきます。アプリケーションが一つだけ立ち上がっているときは、それがアクティブでない(タスクバーに格納されている)場合には、このショートカットキーでアクティブになります。すでにアクティブの時には何も起こりません。
Ctrl+Tab : 「ウィンドウの切り替え」。一つのアプリケーションで複数のウィンドウ(同じファイルだったり、別のファイルだったりしますが)を開いて操作しているときも、アクティブウィンドウの考え方が当てはまりますが、このアクティブウィンドウを切り替えるのがCtrl+Tabです。ほかと同様、逆回りしたいときは、Ctrl+Shift+Tabとなります。このショートカットキーは、複数のタブのあるダイアログボックスでも使えることがあります。
Windows+Tab : 制御をタスクバーに移します。タスクバーが見えていなくても、これを押すと画面に表示されます。
Windows+M : 「デスクトップの表示」。開いているウィンドウを全部最小化して、デスクトップを見せます。タスクバーにあるをクリックしたのと同じです。ちなみに、このキー操作で一度に最小化したウィンドウをそっくりもとに戻すときは、Windows+Shift+M です。
Ctrl+PageUp/PageDown : ダイアログボックスや、一つのファイルで複数シートを作れるアプリケーションで、タグ/シートの切り替えをします。PageUpは次のタグやシート、PageDownは前のタグやシートに移動します。
Ctrl+Esc : Windowsキーを押したのと同じ効果。(マウスでスタートボタンをクリックするのと同じ。)古いキーボードではWindowsキーがありません。このときには役に立ちます。また、画面にスタートボタンのない時でもWindowsキーが使える環境ならば使えます。
Shift+Space : ショートカットキーとは言えないかもしれませんが、全角入力のときに、半角スペースを挿入することができます。
☆次の三つは、対象とする文字列があるときにはたいてい使えます。
Ctrl+B : 太字
Ctrl+I : 斜体(イタリック)
Ctrl+U : 下線(直前の下線が付くものと、ダイアログボックス表示とがあ
ります)
・単語登録のウィンドウを出す前に Ctrl+C、出したら Ctrl+V。
・インターネットや百科事典などで調べたら、転記したいものを Ctrl+C、ワープロなどに Ctrl+V。(著作権に注意して)
・インターネットのアドレス欄の URL を Ctrl+C、メールなどに Ctrl+V して友達に教える。
・このほか、文字列では、入力フィールドでなくてもドラッグして反転することができれば何でもほとんど Ctrl+C することができます。図やグラフなども、ショートカットキーではありませんが、右クリックメニューにコピーがある場合があり、コピーできれば Ctrl+V できます。
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