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6.マウス操作
パソコンのほとんどの操作がマウスなしでできることがおわかりになったと思いますが、やっぱりマウスは便利なものです。そこで、ここでは一般的に使われていない操作かもしれないけれど、知っておくと便利な使い方を紹介します。
パソコンを使う、ということは、上手にパソコンと会話を進めていく、ということに他なりません。会話を進めるためには、お互いが情報を間違いなくやりとりする、ということです。これを、コンピュータの言葉で「マン・マシン・インタフェース」と言います。( man ではなく、person かもしれませんが)
ひとの方からは、キーボードとマウスが一般的です。一方、パソコン側からは、画面とスピーカです。この、パソコンからの情報をきちんと受け止めることが、スムースにパソコンを道具として使っていくことにつながります。
画面でのパソコンからのメッセージを読みとるポイントはいくつかありますが、一つはアクティブウィンドウです。もう一つは、マウスポインタの形です。そして、何らかの方法で何かを選択したときの、選択されたものの表示の変化です。
マウスポインタの形は、とてもたくさんあります。
ペイントに代表されるお絵かきソフトなどは、その代表的なもので、鉛筆・ブラシ・塗りつぶしなど選択されているツールごとにマウスポインタの形が変わります。
このように、通常マウスポインタの形は、アプリケーションごとに決まっていますが、共通な部分もたくさんあります。もっとも普通の形は、左上向きの白い矢印です。Ctrlキーを押したらプラス記号(+)が付く場合が多いです。これは、そのまま何かをどこかへドラッグするとコピーされる、という意味です。
ドライブ間でファイルやフォルダをドラッグしてもプラス記号が付きます。ドライブ間のドラッグはコピー、ドライブ内のドラッグは移動になります。(ちなみに、ドライブをまたいだとき、Shiftキーを押せば、コピーと移動が逆の操作になります。)
マウスポインタのある場所によってその形が変わる場合も多くあります。これは、クリックやダブルクリックの際、何がその対象になるかの目印です。文字入力できる場所なら大文字のIの形、枠の上なら、矢印に枠のアイコンとか上下左右の小さい矢印が付いたりします。ここでクリックすれば、パソコンに文字入力や枠の変更の意思表示をすることになります。枠とは、図や写真、グラフ、表など様々です。
枠をクリックすると、通常枠の周囲などにハンドルと呼ばれる小さい□が表示されて、枠が選択されたことがわかります。(◇や■などのこともあります。)枠の大きさや形を変えたいときは、マウスをこのハンドルにあわせてポインタの形が変わったところでドラッグします。
パソコンが見ているマウスの位置は、ただ1点だけです。普通の矢印の時は、矢印の先端。それ以外の時も、ポインタのうちのある1点だけが有効です。クリックでは、ボタンを押さえるときとはなすときとではポインタの位置は動いてはいけません。また、ダブルクリックでは、二つのクリックでのポインタの位置は同一でなくてはなりません。どちらもある範囲内では同一の位置と見なす許容範囲はありますが。
ウィンドウが、最大化されていないとき(「元の大きさ」表示)は、マウスをウィンドウの端に持っていって(黒い矢印になる)ドラッグすると大きさをかえることができるのは、たいていの人が知っています。
この、「最大化」と「元の大きさ」との切り替えは、タイトルバーをダブルクリックすることで行うことができます。
タスクバーに並んでいる複数のアプリケーションをCtrlキーを押しながらクリックし、その一つで右クリック。でてきたメニューから選ぶことで、クリックしたアプリケーションを画面にきちんと並べて表示することができます。
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