フリーウェアOzawa-Kenを使ったキーボード練習での、到達表です。 このソフトには、基本的なタッチタイピングの練習ができる「Kawara」、落ちてくる文字をタイプする「Board」、表示される日本語(ローマ字つき)をタイプして相手を倒す対戦型の3種類のゲームがあります。 「Kawara」では、画面の上半分に問題とスコアが表示され、下半分に指の絵とキーボードの絵があって、問題の文字のキーボード上の位置と使う指がわかるようになっています。練習するときは、手の上にタオルなどをかけて手元が見えないようにし、さらに画面上のキーボードの絵や指の絵も隠すことができるようにボール紙などを用意します。 (タオルはパソコン室に常備してあります。また、ボール紙は、キーボードの絵の幅のものを多数用意し、1枚でキーボードの絵、2枚並べるとゆびの絵とキーボードの絵(すなわち画面下半分)が隠れるようにしています。) 上手にできると「合格」と表示されるので、3回連続して合格できればレベルクリアとします。(2回までならまぐれもあり、ということで) 「Kawara」のレベルは5までありますが、通常使うアルファベットはレベル3までです。従って、授業ではレベル3までの合格を目指しています。レベル5はランキングに挑戦で、1分間に正確にストロークできた数を競います。 「Board」と対戦型には、キーボードも指も表示されません。これらはタッチタイピング(みないで打つ)ができないと簡単にクリアできないスピードに作られています。(絶妙なスピードといえます。) 「Board」の問題は、「Kawara」と同じくアルファベットの大文字と記号ですが、対戦型では日本語の単語や文章と、対応するローマ字表記が問題として表示され、ここでのローマ字は小文字です。(ローマ字表記はカスタマイズできますが、各ひらがなで一通りだけです。)日本語はかなり難しい漢字も含まれ、小文字のわからない低学年では難しいでしょう。大人はハマると思います。 到達表には、各々自分がクリアできた日付を書き込むようにしました。クリアしたら合格シールを貼ることもあります。 子供たちは対戦型をやりたがります。闇雲にキーボードをたたきまくっている姿は一見微笑ましくもありますが、授業としてはきちんと練習してほしいです。 日本語入力はオフ状態で行います。間違って変換キーをたたくと日本語入力がオンになってゲームを続けることができなくなるので、このときは半角/全角キーを教えます。(マウスを使ってオン/オフの切り替えをすることはできるだけしないようにした方がいいと思っています。) |
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